Q.
ビル風調査
私たちは、風の専門家としての立場からまちづくりをサポートするために、ビル風の予測、調査、コンサルティングを行っています。風洞実験、数値流体解析、風観測、の3つの技術を高度に連携させて、まちづくりの計画段階から竣工後までのあらゆるフェーズにおけるビル風に関する課題について、丁寧にサポートいたします。
まちづくりと風
まちづくりは、ときにまちに大きな変化を与えます。まちが変われば風も必ず変化します。快適な風もあれば不快な風もあり、感じ方は人や地域によって様々ですが、まちづくりにおいて、風は思いがけない課題をもたらすことがあります。
そのため、計画の段階から予測調査を行って風の変化を捉え、計画・設計の見直しや、プロジェクト完了後の検証・アフターケアも含めて、建物そのものだけでなく、建物周辺の風もデザインすることが、持続可能なまちづくりに重要です。
まちづくりにおけるビル風問題に
お困りではありませんか?
まちづくりにおいて、土地の高度利用などによって高層ビルを計画する場合は、周辺へのビル風の影響が懸念されます。また、開発の規模によっては、環境影響評価条例などにより風環境調査が義務付けられている場合があります。
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高層ビル周辺におけるビル風の発生
高層ビルの周辺は、計画敷地外を含めてビル風の発生が懸念されます。また、土地の高度利用などによって確保した空地における風環境への配慮も大切です。
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環境影響評価に係る風環境調査
大規模な再開発事業などにおいては、環境影響評価条例において、建物規模に応じた事前・事後の風環境調査が義務付けられている場合があります。
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屋外空間における風環境への配慮
屋外イベント広場など、積極的な活用が想定される屋外空間の風環境は慎重に検討する必要があります。
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既存建物周辺のビル風対策
既に建っている高層ビル周辺において発生しているビル風の対策検討においては、現状の風環境の把握と、想定する対策の効果の予測が必要です。
調査方法
風の予測は風洞実験または数値流体解析で、予測結果の検証や現状把握は風観測によって行います。
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風洞実験
風工学研究所の所有する風洞実験施設「風のアトリエ」において、実際の街を再現した縮尺模型を風洞内に設置し、センサー等によって風の変化を測定します。
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数値流体解析
実際の街をCADモデル化し、コンピューター上で街のモデルに風を吹かせ、風向風速の変化を測定します。風洞実験と比較すると、メリット・デメリットの両方がありますので、目的に合わせた選択が必要です。
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風観測
現地に風向風速計を設置し、実際の風を観測します。適切な設置場所の検討も行います。一般的には、四季の変動を考慮するために1年間の観測期間が必要です。
FAQ
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Q.
ビル風によってどんなことが起こるのでしょうか?
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Q.
不快な風とはどのような風でしょうか?
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Q.
ベランダの風も評価できるのでしょうか?
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Q.
ビル風を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
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Q.
防風植栽の効果はどれくらいあるのでしょうか?
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Q.
防風対策の具体例を教えてください。
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Q.
確率的な評価について教えてください。
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Q.
風環境評価指標について教えてください。
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Q.
ビル風の影響範囲について教えてください。