風圧センサーの開発・販売
建築物に作用する風圧力を高精度で測定するため、私たちが独自に開発した多点風圧測定システムです。低価格で汎用性が高く、持ち運びがしやすいように小型化されているのが特徴です。センサーレンジは25mmH2O~750mmH2Oまで取り揃えています。
高性能、小型、
リスク分散、柔軟設計
風圧測定システムに実装されているセンサーは、温度によるオフセット誤差が小さく、高い周波数追従性を有しており、安定して高精度の風圧測定が可能です。1ユニットが16チャンネルの構成で、8ユニット128チャンネルが一つのセットとなり、持ち運びやすい大きさとなっています。
また、万が一センサーが故障した場合でも、1ユニットごとに分割し修理することができるので、測定における欠測を最小限に抑えることができます。アンチエリアシング用ローパスフィルターは、風圧測定システムから独立させ、ケーブル接続する仕様となっています。ローパスフィルターからA/D変換器へのハーネスも、要求に応じてカスタマイズ可能です。
建築構造物の風圧測定、
風速値推定
弊社の風圧測定システムを用いて、高速サンプリングによる様々な時刻歴変動風圧の測定や、風速値の推定が可能です。
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01
高層建築物、大スパン構造物の動的応答調査
建築物や構造物の動的解析では、時々刻々瞬間的な風圧を建築物全点で同時に測定する必要があります。一般的には300点から500点程度の多点同時風圧測定を行います。
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02
外装材の風荷重調査
外装材の設計では、建築物の形状が複雑になるほど多くの風圧測定が必要となります。風圧センサーの数が多ければ、一度に測定できるポイントが増え、計測効率が上がります。
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風環境のための風速値推定
P. Irwinの提案するアーウィンセンサーにより、地上や建築物の壁面の風速を風圧測定で推定することができます。1箇所あたり2つの風圧センサーで測定します。